幸せを感じた一日 6
今日からボランティアスタート!!
ついにボランティアが始まりました。一日目ということもあって何をするのか少し不安でした。みんなはボランティアのことを「WORK」と呼んでいました。
朝もいつもよりも早くて起きるのに朝が弱い僕は苦労しました(笑)
歩いて十分ぐらいのところに150年ほど前に使われていた発電所があり、
現在は使われていないそうですが聞いてみると歴史ある建物と言っていました。
発電所に向かっている途中の景色はのどかな景色が広がっていてとても綺麗でした。
僕たちの「WORK」は発電所周りに生えている雑草や木や丸太の撤去作業でした。
2時間から3時間くらいの作業時間で途中に数回持ってきたクッキーや
果物を食べる休憩の時間があったので一日目は
それほどしんどいということはありませんでした。
お昼ごはんはイタリアン?
お昼ご飯はイタリア人のフェデリカが作ったズッキーニを揚げたものとサラミを
好みでパンと一緒に食べました。
サラミは日本では見たことがないまるまるいっぽんの大きさのものを包丁で
一口サイズに切って食べるというヨーロッパ風な食べ方を経験することができました。
昼からは「WORK」はなくシャワーを浴びたりサッカーをしたりとのんびりとした時間を過ごすことができ、日本での生活は学校であったりバイトであったりと忙しくこんな時間は久々だったのでとても気楽な一日でした。
村の人達集合 歓迎パーティ!!
夕方ごろになると世界中からボランティアをしに来てると聞きつけた村の人達が
フランスのお酒やジュース、自家製のパイやお菓子をたくさん持ってきてくれたて、
歓迎パーティを開いてくれました。
近くの村には200人ほどしか暮らしていないのに
子どもを含めると50人以上の人たちが集まってくれました。
日本では近くの人たちがこんなにも集まったパーティなんてもの開かれることは
なかったのでほとんど初めてのパーティでした。
こういったことからも人と人の繋がり方も違うんだなぁと文化の違いに感動しました。
ボランティア参加者の自己紹介があり、
僕は教師になりたいということを話すのになんと英語で言えばいいのかわからず
フェデリカに近くで助けてもらいながら話しました(笑)
小さい子どもが何人かいたのでボールで遊んだり、
サッカーボールで鳥かごをしたりしました。
気がつくと3時間ぐらいあっという間に過ぎていて解散になり集まってくれた人たちがいなくなると少し寂しかったです。
子どもたちは見慣れない日本人に興味津々でちょっかいを
かけてきたりとてもかわいかった!!
おばちゃんやおばあちゃんは自分たちが作ったパイや料理をおいしいというと
とても喜んでくれたり、酒飲みのおっちゃんたちは
「これがフランスのビールや!!
これがフランスのワインや!飲め飲め!どうや?
うまいか?」多分こんな感じでした(笑)
日本と変わらないおっちゃんたちの姿も見ることができ面白かったです(笑)
人と人の間の関係がフレンドリーでとても幸せな気持ちになりました。
日本人はどちらかというとそういった部分で消極的で他人行儀だと感じることが
よくあるのでもっと日本人もフレンドリーになれば楽しくなるのになぁと思いました。