インドが抱えるカオスさがインドの魅力!!ダイヤモンドになるためには!! 4
山名よりも先に起きて一人で歩きにいってアグラの朝を眺めていました。
どんな経緯でこうなったのかよく覚えてないのですが
とりあえず何でもやってくれる山名(笑)
朝ごはんがついていたので食べましたがパンが焦げていたりと
あまり美味しくはありませんでした笑
このホテル見た目は割ときれいなのですがシャワーは水しか出ないのでまぁまぁ寒い!インドで暖かいお湯を使えるかのかはタンクがついているかどうかを確かめましょう。そのタンクが湯沸かし器になっているので
電源を入れて15分くらい待つとお湯が出るようになります。
ない場合は・・・諦めましょう笑
インドの煙草事情
夕方にバラナシに向かう列車が出発するので
それまでタージマハル周辺を散策にいくことに。
インドについてから気になっていたことがあって火をつけて煙をはいている人は
たくさんいるのですがみんながイメージする煙草じゃないんです。
吸っている人に聞いてみるとこれはビリーといって
1枚のベンガル菩提樹の葉を丸めて、
少しのタバコの葉がつめてあるインド版葉巻みたいなもの。
たくさんの人が吸っているのは普通のタバコと比べて値段が圧倒的に安いから!
普通の煙草が10本入りで一箱50ルピー(約80円)くらいで売られているのに
このビリーは20本で10ルピーちょっと(約15円)
カースト制度がまだ生活に影響を及ぼし近年貧富の差が激しくなってきている
インドでこのビリーがどの層に売れるのかは少し考えてみればわかるはず。
日本では大学生でも買える普通の煙草が外国に行けば買えない人もいると
考えるとどれだけ日本が豊かな国なのかが改めてわかりました。
タージマハルは観光客でいっぱいでしたが少し離れると
VSドライバー チップ争い カレーが物差しに
ゆったりとした空気が流れています。
トゥクトゥクに乗る時でも値段交渉はお忘れずに!!
僕の経験的に相手の言い値の半額までなら下げることが可能です。
僕流の値下げの方法はまた後日記事にします!!
砂利道が多かったり、トゥクトゥクや人力車の人が通るたびに乗らない?と
言われるのが歩く上で大変になってきます。
ホテルに戻ってドライバーに列車が出発する駅まで送ってもらい、
降りようとするとまたチップの交渉タイム。
家族の話・ここにくるまでの労力・最後には今日は暑いから水がいるまで言われて
山名と相談。
この人ええ人やったし昨日食べたカレーセットが確か60ルピーやったし
600ルピーでカレー10杯分でええんちゃん?カレーが物差しになるのがインド笑
決まり!それでいこ!と恐る恐る600ルピー(約1000円)を渡すと
少ない!と返されえ、チップて気持ちじゃないん?笑
ニューデリーのボスのところで23000ルピーも
一人ずつもらってるからボスからもらってよ!笑相手も粘る。。
何時間も一緒に車で話したり、ご飯を食べに行ったりしたのでなんとなく気まずい
「ドルok?」と聞くと嬉しいにOK!というのでもう「大体いくらくらい?」と
聞くと「まぁ~普通は40ドル(約4500円)くらいやなぁ」と言うので高っ笑!
わしらお金いっぱいないと伝えて35ドルで気持ちよく握手!
ほほ~チップは気持ちていうのはインドでは相手側のなんかと一つ勉強。
もうインドでドライバーもガイドもつけないことを山名と固く約束しました笑
インド半端ないって
駅前で近々ヒンドゥー教の神様のシヴァ神のお祭りがあるそうなので
パレード?的なものが行われていました。
インドの印象はカオス!!これに尽きます。
だってテレビのカメラまで来て、
駅の中でパレードなんかそんなんできひんやん普通(笑)↑この大迫半端ないってノリが山名との間で今後1か月間続きました(笑)
ラッパがホーム中に鳴り響く姿はまさにカオス(笑)
これは集まっていた人の一部で写真に写っていない人がこの後ろにまだまだいました。
そんな騒ぎのすぐ横ではではたくさんの人が列車を待っていて日
本ではまず見られないざこ寝待ちスタイル。
インドの列車は日本とは違って時間通りに来る方が少ないくらいというほど
遅れるのが当たり前。だからこんなに人が溢れるわけです笑
ダイヤモンドの希少価値
山名が寝ている間に外にでて歩いていると
日本人が珍しいのかめっちゃ話しかけられてちょっとした有名人気分でした。
ダイヤモンドは綺麗だから価値があるんじゃなくて
取れる量が少ないから価値があると聞いたことがあって、
人も一緒で数が少ないだけで価値って生まれるんやなぁと思いました。
それ+α何か自分だけのスキルや個性があれば
ダイヤモンドの量が少ない+綺麗と同じで人の価値がもっと高くなるんやろなぁと
インドでまた一つ学べました。
インドの人口とゴミ問題
近くにマーケットがあって人の数がすごかった。
インドの人口が13億人もいるので確かに
どこでもこんな風景になってしまう笑
でも人がこんなに多いと消費されるものも多いわけで
物が消費されて残るのは大量のゴミ。
このゴミ問題にもカースト制度が関係していて、
カーストの高い位に位置する人は掃除は
カーストの低い人がするものだと掃除をしないのも一つの理由。
そしてゴミがなくなればカーストが低い人の仕事がなくなってしまうという
簡単には片付かない問題。インドの問題には宗教やカースト制度が
多く関係しているので解決が簡単ではないようです。
旅人なら憧れる夢の寝台列車
駅に戻ると山名はそんなことつゆ知らずに寝ているので、起こして
僕たちの列車探しに。受付には人がたくさんいて、
どれに乗ればいいか尋ねても適当にあしらわれてしまうので
10人以上の人に話しかけて教えてもらいました。
インドの人はわからなくても教えなければいけない!という気持ちが勝ってしまうと
出発前に読んだ本に書いてあったので
念のために10人に聞いて「こんなけの人言ってたらいけるやろう」と
確信してから乗りました。旅人や旅行が好きな人には憧れの寝台列車での移動!
僕も寝台列車でインドを移動していくのがTHE・旅って感じで楽しみでした!
自分たちの席を教えてもらって次はヒンドゥー教の聖地バラナシへ!