3週間のボランティアが終わり・・またリヨンへ!!23
朝起きるともうアントニオはメキシコに帰る飛行機が早いので
帰っていてしまっていて会えたのは昨日が最後でした。
アントニオはメキシコのことを危ない?と聞くと一部は確かに危ないけどいい場所だと教えてくれて、いつもメキシコの歌を聞きながらworkしていました。優しくてメキシコ人のイメージにぴったりな情熱的な人でした。
最後の朝ご飯を食べているとみんな帰る準備をしているのを
見ていてこれでお別れというのが急にさみしくなり泣いてしまいました。
スリマンもムーサもカマルもみんなフランスに住んでいるので
またフランスにきたら会えると言って慰めてくれました。
ボランティアスタッフのナジャやグレッグに
いままでのお礼を伝えてみんなで駅に向かいました。
スヴェータはナジャたちと方向が同じなのでキャンプ地でお別れ。
スヴェータは年齢が一つ僕よりも上で他の人よりも一番年が近かったので
一番初めに仲良くなれました。
写真が好きなスヴェータはいつもカメラを片手に景色や僕たちのことを
撮ってくれて思い出をたくさん残してくれました。
駅に着き僕たちはチケットも何も持っていなかったので
みんなが帰っていくのを全員見送りたいと真司にお願いして、
一番最後にグルノーブルを離れることに。カマルがTGVに乗って帰っていきます。
カマルは16歳に見えないくらい紳士なやつ。
テントからいつもパキスタンの歌が流れているのが記憶に一番残っています(笑)
次のリヨン行きの便にムーサが乗っていきました。
一番高校生ぽいと感じた恥ずかしがり屋のムーサはリヨンの
ボクシングチャンピンらしくwork中は重い丸太や機械を率先して運んでくれたり、
真司の誕生日には自作のケーキを持ってきてくれたことからも
分かるように照れくさいから上手く表現できないけど
誰よりも優しいことを3週間生活をしていて僕は気づきました。
ポリーナはフランスの次はスペインやイタリアに行くのが決まっていて
次の目的地に新しいことを探しに空港に向かいました。
スリマンは生意気で騒がしくていつも場を盛り上げてくれていました。
最後には僕たちのことを「bro(兄弟)」と呼んで笑顔で去っていきました。
最後にフェデリカのミラノ行きの
バスが一時間ぐらい待ち時間があったので二人で3週間の思い出を話していました。
みんなで山を登ったり、料理をしたり、パーティーしたり、
たまには喧嘩をしたことも含めて全部がいい思い出です。
フェデリカが私たちは幸せというのでなぜかと聞くと
「世界中からフランスのグルノーブルに
たまたま集まったメンバーが僕たちで、
3週間という期間をこのメンバーで過ごせたから」
確かに考えてみると僕はとても幸せな3週間を過ごしていたんだなぁと
なんだか実感のない夢のような時間でした.
バスまでの待ち時間も3週間も貴重な時間はあっというまに過ぎてしまい
とうとう最後のフェデリカを乗せたミラノ行きのバスがグルノーブルを
出発してしまいました。
バスに向かって手を振ってると小さくなっていくバスが見えなくなり、
僕の3週間のグルノーブルでの生活は終了しました。
と思い真司とリヨンまでのチケットを買いに行くと友達が迎えにくるからと
だいぶ前に帰ったジュリがいてビックリ(笑)
最後の写真も例のポーズで(笑)
朝の8時には駅に着いたのですがみんなを見送っていると13時ごろになってしまい
リヨン行きのバスは何本も出てしまった後で次のバスは15時(笑)
真司も僕のわがままに付き合ったせいでクタクタに。
僕が一番感謝すべきなのは一か月間、
いや出発前からずっと振り回されてくれた真司なのかもしれません(笑)
見ていたら改めて真司。ありがとう!!あとごめん(笑)
ホテル取っていなかったので歩いて探し、ようやくホテルに到着!!
お腹がペコペコだったのでご飯を食べに行きましたが旅も終盤で
お金の余裕もない僕たちが行ったのは・・・
ケバブ!!なんやかんや久々でしたが安定のおいしさ。
ホテルに戻って真司と「キャンプが終わって寂しいけど後悔はないでなぁ」と
話して一日泣きつかれていたのですぐに寝ていましたzzz