パイ作りに挑戦! 15
フランスの8月の平均気温は地域によって異なりますが
20~25℃で湿度も低く、日本の蒸し暑い天気と比べるとカラッとしていて
格段に過ごしやすく天気がいい日でのwork中も汗をかくことは
あまりありませんでした。
お昼ご飯を食べて少し寝てから今日は村の人たちとパーティーがあるというので
みんないつもはTシャツに短パンですがこの日はいつもよりカチッとした服装の
シャツやドレスなどに着替えて出発しました。(でもみんな靴サンダル(笑))
村の中心に人がたくさん集まっていて、さっそくパーティーの準備を行っていました。みんなでパイを作ることになり本格的にパイの生地を作るところから始まりました。
パイの生地を均等に伸ばすのは意外に難しく村のおじいちゃんたちは
とても器用にどんどん生地を作っていきます。
近くの家にトイレを借りに行くと出てきてくれたおばあちゃんが
アイスをみんなに秘密で僕だけにくれました。
天気がいい中で食べるアイスは別格にうまい。
みんなにばれないように食べ終わってから作業に戻りました。
次はパイに乗せるフルーツを小さく切る作業!!
これは簡単だったので僕でもできました。
作った生地にジャムやバターを塗ってから、小さく切ったフルーツをのせていきます。人数も多いのでたくさんの種類の焼きあがる前のパイが色鮮やかに並んでいます。
最後はパイを窯で焼くと完成なのですが挑戦さしてもらうとめちゃくちゃ熱い(笑)
大人の人たちは簡単に次々焼いていきますが、重いし、暑いし、難しい(笑)
パイが焼きあがるまでの間、ちびっ子たちとUNOをやったり、
鬼ごっこ(ずっとおいかけるだけで交代なし(笑))をしたりすると
パイができあがったのでパイだけでなく各自が持ち寄ったジュースやお菓子に、
ピザやワインにデカいサラミなどが豪華に盛り付けられ、
テーブルの上に並べてパーティー開始!!
面白かったのが村長の挨拶はどこの国でも長いんやろなぁ~と考えていると、
待ちきれなかったさっきまで遊んでいたちびっ子たちがテーブルの下からお菓子やジュースをこっそり持っていっていて
かわいかったです。(笑)
村長ありがたい長い話も終わりやっとパイを食べるとおいしい。
村のおばあちゃんたちが作ってきてくれたパイや料理を食べているとおいしい?的な
ことを聞かれたんですけどおばあちゃんたちは
フランス語しか話せないのでどうやって伝えよかな・・・
と考えると一ついい案が思いつきました。
目に見える行動で伝えようと思いパイを10個以上食べているとおばあちゃんや
周りの人にも僕の気持ちが伝ったのか拍手してくれ
とても喜んでくれたので僕もうれしかったです。
集まった人の中の一人の女性の誕生日がこの日だったらしくケーキが登場して
みんなで「HAPPY BIRTHDAY TO YOU」を
歌ってお祝いしました。僕たちのボランティアにはイタリア語、ロシア語、スペイン語それに日本語などたくさんの言語があったのでそれぞれの国の言葉で
「HAPPY BIRTHDAY TO YOU」を歌いました。
日本でも「HAPPY BIRTHDAY TO YOU」じゃない?と
真司と話して「とりあえず誕生日おめでとう」と大きな声でお祝いしました(笑)
あっというまに時間が経ち小さい子も多かったのでお開きに。
たくさんの人が集まっておいしい料理を食べてと最高な一日でした。