最後の最後はやっぱりドゥオーモで！！ ２２

 以前同様バスに乗って帰ろうと思いましたが着いた時間が朝はやくだったので

電車でミラノ中央駅に帰ることに。

空港に券売機が見当たらなくて降りるときにお金払うんか！と思って

乗り込んで寝ていてると巡回に来た車掌さんに起こされて切符見して！と言われて

え、降りる駅で払うノリじゃないん？と聞くと

どうやら券売機はどこかにあったらしくて

無賃乗車として罰金17ユーロを払い予想外の出来事にショック。

ミラノ中央駅に着くと謎の家に帰ってきた感がやばすぎて

罰金なんかええわ！と好きな曲を聴きながら早朝のミラノを散歩

向かうのはお気に入りのドゥオーモへ。

ドゥオーモ広場はミラノの中心地に位置しているので

どこへ行くにしても通るようにしているうちに

ドゥオーモ広場がお気に入りになりました。

例のアレ

朝の散歩を終えてそういえばフランスでお世話になった

例のアレまだこっち来てから今回食べてないな？

と心のどこかではずっと楽しみにしていたアレを食べに行きました。

例のアレとはヨーロッパのどこに行っても必ず目にしながらも

楽しみにとっておいたケバブ！

やっぱり僕はアレを食べないことには帰れません。

注文しに行くと繁盛している様子で忙しそう。

なんとか注文して中を開けてみるとポテトとケバブとコーラセットのはずが

何故かケバブ×2！笑

好きやからってそんな独特なサプライズある？

でもケバブはやっぱり美味しくてミラノ中央駅でいろんなことを思い出して

食べているうちに2つともなくなっていました。

ヨーロッパのビール事情

友達にイタリアのビールをお土産として買いました。

ラベルのデザインがもうイタリア感満載で可愛かったのですぐこれや！と即決。

水やジュースよりも安く買えるビールの解禁年齢は日本より低く設定されています。

イギリスやデンマーク、スペイン、ピルスナー発祥のチェコなどでは18歳、

イタリア、ドイツ、フランスは16歳と普通とか常識の脆さにびっくりしました。

ドラマの中

ベットに戻ってくると今までの疲れが最後に襲いかかってきたのかはぁ～～

となっていて明日イタリアを出発するので

今日はフェデリカと最後に会う予定だったのですが

ベットの上でダラダラしていました。

フェデリカは仕事終わりで疲れているので

時間がそんなにないとメッセージが送られてきて飛び起きました。

何してんねんおれ！寝るのは日本でもできるやろ！

ホテルを出るとwifiが使えないので10分だけ待っててと

最後のメッセージを送ってすぐ外に。

待ち合わせ前と同じドゥオーモ広場、外にでて走って電車使おう！

と道にいる人に聞いて地下鉄へ。

いつも先のこととか未来の自分が喜ぶためにどうするべきか気づくの遅いと感じながらひたすらダッシュ！どこで降りるか３人に聞いて電車のドアが開いた瞬間走り出すと滑ってこけてしまいましたがまたダッシュ！

前と同じ場所にいっても周りを探してもいなくて

時計をみるとメッセージを送ってから

20分以上経っていることに気付きさすがにもう帰ったかと諦めて歩いていると…

トントン・・と肩を叩かれて振り向くとフェデリカが。

ドラマやん笑

とりあえずジェラート食べに行こう！とオススメの店を教えてもらい、

好きなアイスを3つ選んで食べました。

アイスが溶けてきて手がドロドロになりながらなんとか完食。

フェデリカから見たらおれ子どもやろなぁとあかんなぁと今日の1日反省。

前に会った後に回ったオランダ・イギリスの物価が高かった話や、

10年前までイタリアのトイレはお金がいらなかったなど

今までの旅の思い出話をしていて前に会った時から色々会ったなぁと思い出しました。嬉しかったのは会っていない2週間で英語が上手くなったと言われたこと。

手を洗いにマクドに行くと制服を着た人がいっぱいいて

卒業パーティーと教えてもらいました。

楽しかった時間はやっぱりすぐに終わってしまい駅で

見送り一人になってドゥオーモを見つめていると

初めてここに来た時はこれからに期待でいっぱいでしたが

もう楽しい時間は終わりで明日には日本へ・・

そう考えるとドゥオーモから動きたくなくて、

このまま帰らんかったら家族とか友達とか学校とかどうなるんやろ？

と考えていました。

同じ地球にいるのに日本のことは全然現実感はなくて

このままどこかに行ってもいけんちゃん？と思うほど

ミラノには惹きつけられるものがありました。