あ。終わった。インドで味わった恐怖の瞬間!! 5
起きて外を見ると雨が降っていてまだバラナシにはついていませんでした。
窓からの景色は学校や仕事に向かう人のインドの日常や
先が見えないくらいに広がる何もない風景を見ていると
学校にもバイトにも他人にも縛られず自分のやりたいことやっているなーと思い
とても自由でいい時間でした。
僕が海外に行くのが好きな理由の一つはこれです!!
自分次第でどこにでも行ける、明日のことも気にせず今を楽しむだけでいい!!
チャイと列車
列車の中ではちょくちょくお菓子やチャイを売りにきます。
チャイは一杯10ルピー(約15円)と安いのにおいしいので
何杯も飲んでしまいます。
チャイを飲みながら外を眺めているとインド旅感が半端ないです(笑)
カメラを持っているとよく写真を撮ってといわれます
インドの列車は走っているときでも
扉が開くので景色を楽しめるのですがちょっと危ないので注意しましょう。
聖地 バラナシ
そんなこんなで約12時間の寝台列車はバラナシ駅に到着しました!!
バラナシ駅に着いて僕たちはある人を探しました。
それはデリーのボスが手配してくれた
YAMANAプレートを掲げて待ってくれているドライバーです!
駅前は人が多くてYAMANAプレート探しにも苦労しました。
やっと見つけてホテルまで送ってもらっていると、
車が走っている道で車の横を普通に牛が何匹も歩いていて
これが当たり前ってやばいなぁ。ともう感心してました。
ガンジス川のデカさは見た人にしかわからない
ホテルにはガイドがいてお笑い芸人の出川哲郎が
インドに来た時に案内したの俺やで?と教えてくれ
どっか案内したろか?と言うのですが
僕と山名はガイドにいい印象がないので
とりあえずガンジス川までバイクで連れて行ってもらいました。
ガンジス川デカすぎ笑ほぼ海。
デカいとは聞いていたけれど自分の目で見たガンジス川は想像以上。
ガンジス川を眺めながら話したり考えごとをするインド人がたくさんいました。
みんなそれぞれ好きな場所とかあるんかな?
昔の人この川見てどう思ってたんやろ?
ボートに乗っている観光客がいて二人で乗ろ!となり
いくらかと尋ねると1人3000ルピーとボートを動かしている
おっちゃんの子供ぽい子がゆうので高すぎ!
俺らをその辺の金持ちと一緒にしてもらったら困る!!と交渉スタート。
交渉の末、3000ルピー払った欧米風の夫婦に内緒にできるんやったらと
二人で500ルピーで乗せてくれることに。
子どもやのに上手いことビジネスするなぁと思いました。
日本ではそんなこと多分誰もしないというかできないと思うので
子どもでもお金の稼ぎ方身につけてて日本人とはちゃうんやなぁと勉強。
イタリアのヴェネチアの景観と少し似ているような似ていないような(笑)
決定的に違うのは色鮮やかさ!!でもこれはこれで好き!!
ああ・・終わったと思った瞬間
ガンジス川を広場?みたいなところで眺めていると
日本語で話しかけてきたインド人がいてまたガイド?と思っていると
俺らはお金はもらわへん。日本好きやから案内したる
俺「ほんま?」山名「めっちゃいい人らやん行こ!」
とりあえず行くことになりまずはじめに連れて行ってもらったのはその人の家。
玄関にはゴツい男が5人くらいいて
うわ~これお金とか行かれるやつやんと
もう逃げられないことを悟り覚悟を決めて家の中へ。
何されるんやろと怖すぎて家の中をキョロキョロ見ていると
そんなに心配すんな!と山名ではなくインド人がゆうから余計に怖い。
写真を撮ってほしいというのでカメラを向けると
どっから持ってきたのかわからない布を広げて掲げているので
あかんヤツやん・・と山名を見るとおお~みたいな顔しているからあせる。友達の女の子を見せてというので写真を見したりと案外普通の展開。
とりあえずお腹すいたから行くわというとバイクでオススメの店まで送ってくれる。
山名を見ると「な?」みたいな顔していたので
たまたま運が良くていい人だったことを教えるために
肩をちょっと強めに殴っておきました!!
インドでは体感カレー屋9割だったので教えてくれたお店には
ハンバーグや天丼まであったので助かりました!
ホテルに一度戻って屋上に出て外を見るとガンジス川が見えたり、
子どもが多分インドで人気のクリケットをしていて
平和な光景が見えたりと来るまではインドってめっちゃ危ない
と聞いていたのが嘘みたいでお店を教えてくれたりと
確かに危ない事もあるだろうけど鵜呑みにして行かないずに
この景色を見たり感じたりできないというのはもったいないなぁと思います!
でも悪い人もいるので最後は自分の判断と責任なので軽はずみな行動は絶対ダメ!!
夜のインドは異文化体験
少し寝てから夜のインドを散歩に。
ガンジス川の近くでたくさんの人が集まっていたので見に行くと
ヒンドゥー教の儀式みたいなのが行われていて文化が違うとはいえ
同じ人間でもここまで生活が違うって面白いなぁと異文化体験。
お店を教えてくれた人らも
たまたまきていてまたいつでも家おいでと言ってくれて
ほんまにいい人なんやろなぁと疑っていた自分が恥ずかしくなりました。
結構式が行われていたりとにかく町中が良くも悪くも一日中騒がしいインド。
知らないことを知っていき
自分の世界がまた少しずつ広がっていくのがゲームの冒険みたいで面白い!